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大規模修繕工事の必要性

①大規模修繕工事とは

集合住宅の修繕と改良を同時に行う工事のことです。
一般的には新築から12年周期で行います。
大規模修繕工事の施工内容は、年数や劣化具合によって変化します。
初回は主に修繕を行い、2度目3度目には改善工事を行っていくという事例が多いです。

②何故大規模修繕工事が必要なのか

メンテナンスや建物の劣化補修、居住者・世間のニーズの変化による施設増強・性能向上など、その理由は様々ありますが、全ては入居者のために行われる工事です。
〇劣化補修
建物の壁や建材は紫外線、雨水などにより劣化を免れません。特に外装は剥がれや劣化から雨水等の侵入によって、更なる劣化の原因となるため放置することはできません。
また、経年により建物は徐々に劣化していくため補修が必要となります。
塗装、防水、タイル工事などで外壁の補修を行います。
〇設備増強
セキュリティや利便性を考えた改良のことです。
また社会の変化による現在の水準にあった変更を行います。
回数を重ねるほど住宅水準が向上していくことも、大規模修繕における大きなメリットとなります。
改良できる点としては、
・旧式化してしまった廃給水システムの改良、電気容量の増強、耐震等の災害に備えた改良、バリアフリー化等の生活に合わせた改良
・宅配ロッカー、共用倉庫、ラウンジ等の設置など、新しい設備を作ることによるマンションの機能・価値の向上
等が挙げられます。上記以外にもご希望がございましたら、ガッツ・コーポレーションへお気軽にお問い合わせください。

③大規模修繕工事の事例

・仮設事務所、トイレの設置、足場の設置等、大規模修繕工事に必要な準備をします(補修前準備)
・下地補修やタイル工事をします。浮いたタイルは補修をし、割れたタイルは貼り換えます。
・手すり等の金物補修工事。バルコニー等の手すりの根本などが劣化している場合、サビや汚れを取り除き、防錆材の塗布や埋め戻しを行います。腐食がひどい場合は新しいものに取り換えます。
・鉄筋によるひび割れ等の補修工事。腐食してしまった鉄筋や、それによるひび割れを補修します。腐食した鉄筋のサビを取り除き、防錆剤の塗布して埋め戻しを行います。
・目地シーリング材の打ち変え。窓枠や扉のシーリング材を新しく打ち直します。
・外壁等を洗浄します。洗浄することで目立たなかった劣化箇所の発見にもつながります。
・外壁を塗装し、外観を整えます。色を変えることによるイメージの一新にもつながりますし、紫外線等の劣化から建物を守ります。
・さび止め、防水工事。金属部の錆止め、屋上、バルコニー等に防水シートの新装や防水塗膜の塗布により機能性の向上をします。
上記以外にも様々な修繕工事を行います。打合せにて工事内容を決定し、入居者が安心できる大規模修繕工事を行います。

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